土木建材.com　場所打杭/株式会社横山基礎工事スクリュードライバー工法

■概要

　基礎工事に広く使用されているケーシング回転掘削工法において、ケーシング内の掘削及び排土装置として従来から汎用的にハンマーグラブが使用されてきたが、騒音振動の発生などが問題とされてきました。このため、これに替えて1回の掘削量が大きくケーシング内に吊り込む事が出来る騒音振動の少ない中掘装置（スクリュードライバー）を開発しました。
　この装置は、油圧駆動によるスクリュードリルとそれを包み込む筒状のカプセルなどから構成され、ケーシング回転掘削工法の800mm径から2000mm径まで対応できる型式を用意しております。

■特長
１.	1回の排土量が、カプセルパイプの容量に近いことからハンマーグラブに比べて約8～25倍と大きく掘削回数を大幅に削減できる。
２.	掘削深度が深くなるほど、ハンマーグラブとの能力差が大きくなる。
３.	スクリュードリルは、硬質地盤にも対応できるよう強固なものであるため一般土砂はもとより固結粘土層、玉石層、砂礫層、さらに軟岩まで掘削対象となる。
４.	ケーシング回転掘削工法のみならず、鋼管、鋼管矢板などのケーシングパイプ類の中掘装置としても使用できる。

■施工写真
掘削径φ1300用スクリュードライバー