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株式会社プロテックエンジニアリング

三角フェンス

025-280-9981

 


工法概要
三角フェンスは雪崩予防工と落石対策工に兼用できる防護柵として開発された工法です。

三角フェンスは,斜面雪圧および落石エネルギーをワイヤーロープで編み上げた三角形のネットで受ける工法であり,三角ネット,支柱,ワイヤーロープ,アンカーによって構成されています。
正立三角形と逆三角形のネットを交互に設置し防護柵全体で効率よく衝撃エネルギーを吸収し落石を逃がすことなく捕捉することが可能です。
ネットで受けた荷重を引張力としてアンカーに伝達するため頑固な基礎地盤を必要としません。

山腹斜面の掘削がほとんど必要ないため樹木の伐採が最小限に抑えられ環境負荷軽減型の工法といえます。
ネットを主体とする構造であり背後の景観が透過するため従来型予防柵よりも景観性に優れています。

対応荷重は設計積雪深5.0m,落石エネルギーE=100kJ,緩衝金具を設置することによりE=400kJまで対応可能です。
三角フェンス(雪崩予防工)
三角フェンス構造例

設計
三角フェンスは正立の三角形ネットの頂点を支柱頭部に、逆三角形ネットの頂点を山側アンカーに結合し、支柱頭部を谷側アンカーにワイヤーロープで結合することによってフェンス面で受けた荷重を支柱とアンカーに分散させる構造です。

落石に対する検討は落石対策便覧に準じて、落石速度Vで三角フェンス高2/3の位置に斜面と平行に衝突するものとし、落石が三角フェンスに衝突したときの支柱部材力および各ワイヤ張力の算出を非線形大変形衝撃応答解析法(Ls-Dyna)により解析しています。
衝撃応答解析は落石が衝突する直前から約0.2秒間行い、主要部材に発生する最大値に対して安全率を考慮して部材の選定を行います。
雪圧に対する検討は雪圧の斜面方向成分およびスノープリズム荷重を三角フェンスのすべての節点に周辺の影響面積および各節点での接線角を考慮して作用させ落石時同様、各部材の最大値に対して安全率を考慮して部材の選定を行います。

上記より算出された値により支柱・ジョイント・控えワイヤ・アンカー等各部の設計を行います。 アンカーはフレキシブルワイヤアンカーを使用し周面摩擦抵抗により安全性を確保します。
落石によるフェンスの変形状態
T=0.05sec T=0.20sec
T=0.10sec T=0.25sec
T=0.15sec T=0.30sec
雪圧によるフェンスの変形状態
変形前
↓ ↓ ↓
変形後