| ■工法概要 |
ARCフェンスは従来の落石防護柵と比較して、効率よく落石エネルギーを吸収する構造を備えた落石防護柵です。
性能確認実験の結果に基づき、100kJまでの落石エネルギーに対応する工法です。構造はシンプルで、設置・撤去が容易で、人力施工が可能な落石防護柵です。小規模落石対応の防護柵としては、コストパフォーマンスに優れています。
環境負荷低減型の工法です。メンテナンスが容易に行えます。
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| ・ARCフェンス |
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| ・ARCフェンス適用条件 |
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■設計 |
ARCフェンスは、性能照査型の落石防護柵です。したがって、落石による各部材の応力およびエネルギーの照査は必要ありません。
従来の落石防護柵は、個別に各部材の断面力などを算出し、その材料特性により落石防護性能の評価することで、安全性を確認しているのが大勢です。したがって,落石規模が変化するたびに落石による影響をその都度照査することが必要となります。
ARCフェンスは、各部材の絶妙な性能バランスにより、構造物全体で落石エネルギーを吸収する機構を有しています。また、実物実験において十分な安全性を確認した最大エネルギーを適用限界としていることから、落石規模が変化した場合でも各部材の照査は必要ありません。
*なお照査項目としては,落石エネルギー(100kJ以下)の照査と、アンカーの照査現地地盤の周面摩擦力を調査のうえ、設計を行って下さい。
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| ・自窄孔アンカーの照査 |
自窄孔アンカーの照査は、水平力のせん断照査・引抜きに対する周面摩擦抵抗力照査・グラウトの付着による付着抵抗力照査があります。
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落石エネルギーは、以下のように求めます。
ここに、(1+β)×(1-μ/tanΘ)≦1.0
ここで、 E : 落石エネルギー(kJ)
β : 回転エネルギー係数
θ : 斜面勾配(°)
W : 落石質量(kN)
H : 鉛直落下高(m)
μ : 等価摩擦係数
H' : 換算落下高(m) |
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